インフォグラフィックスとは?人気の理由について解説

近年、身近なところにあるインフォグラフィックスについてご存知でしょうか?言葉は聞いたことあるけれど具体的にどのようなものなのか知らない方も多いと思います。
インフォグラフィックス(infographics)とはinformation+graphicsという意味の造語で、インフォグラフィックスは昔から私たちの身近なところで活用されています。

インフォグラフィックスとは?

インフォグラフィックスとは言葉や数字だけでは伝わりづらい情報を「整理」「分析」「編集」してイラスト・チャート・グラフ・表・地図などで表現したものです。例えば、標識、教科書、報道、地図、最近ではWeb、プレゼンテーションなど目にすることが多くなっています。
目にすることが多くなってきた背景には、情報量の供給過多が存在します。
情報量の供給過多により、発信者は情報をデザインし、テキストだけでは読んでもらえないものを魅力的で明確に伝わるように変化させた伝達手法として注目されています。

インフォグラフィックスはなぜ人気なの?

認識されやすいまた記憶に残りやすい

グラフィック、チャートとグラフ、色、動画などを使い、面白さや役に立つといった、ユーザーに有益なビジュアルコンテンツを提供し自然と視聴者を引き付けることができます。面白いビジュアルの表現により、視聴者が楽しむことで、印象づけることができます。

理解度が高まる

短時間で理解できない情報は、ユーザー、発信者の両者にとって不利益なものになってしまいます。インフォグラフィックスを用いて視覚化された情報は、理解しやすいため認識率が向上します。

利用できる場面が多い

データ、情報の伝達については、どの業界、分野にも必要不可欠になっています。
インフォグラフィックスは教育、ビジネスレポート、プレゼンテーション、物の紹介、新聞、統計図表など、どの業界でも共通して活用できるものになりました。

言葉が通じなくても伝わる

言語は共通ではないので、伝わらないことがあります。
インフォグラフィックスは、共通視覚言語をよく用います。
色や絵、グラフを使うことで、外国の方にも伝わるようになります。

インフォグラフィックスの種類について

ダイヤグラム

情報をイラストや2次元幾何学モデルで視覚化した表現方法。
ダイアグラムは比較分析や分類表との相性がよいため、マーケティングや、地下線路図や人口分布でも用いられます。

出典:infogra.me

ピクトグラム

ピクトグラムとは絵文字や絵ことばの総称です。
単純な視覚記号で情報を表したもので道路交通標識、空港や駅の案内板、非常口の表示など誰が見てもすぐに意味がわかるデザインとして利用されています。

チャート

数値などのデータを図・表・グラフを使って表現したものです。
数値データは視覚化すると明確になるため、人口比や収入の増減などを表すのに活用できます。

出典:freepik

相関図

相関図とは、物事の相関関係を表した図を指します。
関係性は視覚化すると伝わりやすくなります。

出典:pinterest

フローチャート

フローチャートでは、作業の流れや手順を表します。
ダイアグラムと似た役割と考えられることがありますが、フローチャートのほうがダイアグラムよりも物事の流れや順序に特化しています。
なので、製造過程などをコンパクトにまとめたり、説明したりする際に多く用いられます。

出典:pinterest

インフォグラフィックスを作成する流れ

ここでは実際にインフォグラフィックスを作成する際の手順について解説いたします。
具体的な手順は以下の5STEPで、STEP1~STEP3は同時に行っていくことになります。

STEP1.テーマの設定
STEP2. 情報を集める
STEP3. 切り口の検討
STEP4.ピクトグラム化・図解化する
STEP5. ビジュアル表現を追加する

STEP1〜STEP3(テーマの設定〜切り口の検討)

STEP1~3である「テーマの設定」「情報を集める」「切り口の検討」の3つの要素が作成するインフォグラフィックスの効果を決めると言っても過言ではありません。

テーマの設定や切り口を考える際は、マーケティングの視点を意識することが大切です。
「ターゲット分析」を軸として相手のニーズを突き詰めることで、メッセージを伝えられます。

このSTEPでは思いつくままにアイディアや情報を出して、関連する情報は一つににまとめたり、不必要な情報は消す作業が必要です。
ここでの整理を誤ると、作成するインフォグラフィックスで本来伝えたかったことが間違った方向で伝わってしまう可能性があります。

また、インフォグラフィックスは文字の情報を減らし、代わりグラフや図を用いて受け手に伝えるので、理解を受け手に委ねる傾向になります。
なので、受け手側の理解が得られているかどうかを第三者の方に感想や意見をいただくことは重要になっております。

ピクトグラム化・図解化する

ここではSTEP1~STEP3でまとめたものを図で表現するようにします。
図解化するにあたり、Adobe Illustratorなどデザインツールを活用できるとより表現の幅が広がりますが、非常に高価かつ専門家向けのため技術的にも費用的にも一般向けではありません。
そこで、イメージに近い素材を フリー素材サイトで探すという方法が手軽でおすすめです。中には有料の素材もありますが、すぐに使える無料サイトも多いので、ブックマークに入れておき、次回制作する際の時短にも活用しましょう。

フリー素材サイトだからといって、著作権には注意が必要です。必ず規約を読んで 「商用フリー」かどうかを確認し、規定範囲を超えないようにしましょう。

ビジュアル表現を追加する

STEP4で作成した図やピクトグラムを組み合わせてインフォグラフィックスを完成させましょう。初めからパソコンで組み合わせていくよりも紙に書いてラフを作ってからパソコンで処理した方がよりまとまりの良い伝わりやすいインフォグラフィックスが完成します。

インフォグラフィックスを作成する際のポイント

  • 情報をどのグラフにすれば、伝わりやすいか
  • 情報に添えるアイコンとテーマの情報の関連性を高める
  • 目立たせたい情報が目立っているか

情報には適した形が存在します。もちろん正解は多数存在しますが、使い方を間違えてしまうと伝えたい内容が伝わらなくなってしまいます。
また、アイコンとテーマのアイコンの関連性が低いとどの情報に対してのものなのかが理解しにくくなります。複数の図や表を扱う場合にもどちらのものなのかが理解しにくくなってしまうので注意が必要です。
そして目立たせたい、重要な情報は色や大きさ、配置位置に注意することで本来の役割を果たします。
最後にインフォグラフィックを作成する目的、伝えたい相手のことを考えて作成しよう。

インフォグラフィックスの事例

日本のお野菜収穫量

農林水産省の作物統計データを基にした都道府県別の野菜収穫量をインフォグラフィックスで表現したサイトです。「トマト」「じゃがいも」「大根」「なす」「ピーマン」の5種類の野菜の収穫量を、年代別に比較でき、色使いも赤にちかくなればが収穫量が多いようにデザインされていてとてもわかりやすいです。

出典:農林水産省 作物統計「都道府県別の作付面積、10a当たり収量、収穫量及び出荷量

世界でひとつのマイブレンドコーヒー

世界でたったひとつ自分だけのブレンドコーヒーを作るというテーマで、コーヒー好きのために作られたインフォグラフィックスです。
基本ブレンドのあるインフォグラフフィックスは受け手にわかりやすく簡潔にまとめられたチャートで訴求しています。

出典:econte

まとめ

現在、多くの情報で溢れている世の中でインフォグラフィックスという表現は私たちに必要不可欠なものとなっています。皆さんも何かを説明したい、伝えたい時にはインフォグラフィックの表現を使い簡潔にわかりやすく伝えると、あなたの伝えたい内容がより多くの人に正しく伝わるのではないでしょうか。

またWebサイト制作でお悩みの方はお気軽にご相談ください。