E-A-Tとは?SEOで重要となる指標を理解して高品質コンテンツを目指そう

GoogleはSEOついてたくさんのヒントを発信しています。
その中でもこのE-A-Tという指標は、ユーザー目線で考えられたもので、Googleがコンテンツ品質を評価する上で重要視する3つの要素から構成されています。

E-A-Tとは

E-A-Tは、前述した通りGoogleのコンテンツ評価の指標となる概念で、以下の3つの要素から成り立っています。
Expertise(専門性)
Authoritativeness(権威性)
Trustworthiness(信頼性)

E-A-Tはこれらの頭文字を取った略語です。
この3つの要素はそれぞれWeb上にあるコンテンツの品質を評価するにあたって、重要であるとGoogleも述べています。(PDF:General Guidelines

E-A-Tの観点で高い評価を得ることは、ユーザーニーズを満たすことにつながり、検索結果の上位表示にも貢献してくれるはずです。

①Expertise(専門性)

専門性とは、Webサイトに掲載されているコンテンツが専門性に特化した内容であることを指します。

同じテーマのコンテンツが2つ存在していた場合を比較して考えてみましょう。
一例として、「不動産鑑定」のケースで説明します。

A:現役の不動産鑑定士(有資格者)が作成したコンテンツ
B:不動産鑑定士を目指し始めた学生が作成したコンテンツ

この2名のうち、どちらがより専門家かという観点で考えると、ほとんどの方がAの不動産鑑定士と回答されることでしょう。

現役で不動産鑑定士として働いていて、現場を経験した知識を持って作成されたAのコンテンツの方が、Bのコンテンツよりも専門的な情報だと判断できます。

同じ不動産に関することが掲載されているコンテンツであっても、著者が違えば専門性に差が出てきます。

より専門性が高く、他では得られないコンテンツの方が品質が高いと判断されます。 また、ただ専門的であればいいというわけではなく、検索ユーザーの疑問や要望に応えられるコンテンツである必要があります。

この専門性、E-A-Tの3つの指標の中でも重要な指標になります。
専門性を高めることで、残り2つの要素「権威性」と「信頼性」を高めるために、専門性が必要であることが理由です。

誰でも書けるような情報では「権威」にはなりませんし、「信頼」も得られないですよね。 専門性を高めることは、権威性と信頼性を高めることの第一歩とも言えます。

②Authoritativeness(権威性)

権威性とは、他から認めてもらえているかということです。

例えば、怪我をしたら普通病院の先生に診てもらうかと思います。
その際、診てもらう先生が「新米ドクター」か「ベテランドクター」のどちらかだとしたら、どちらが安心できますか?
多くの方が後者のベテランドクターと回答されると思います。

このように「すごい」や「安心できる」と思われる実績などが権威性を高めます。
受賞や実績、Web上での情報発信を通じて、「Web上でも」このような状態を実現させることが権威性に繋がります。

③Trustworthiness(信頼性)

信頼性とは、言葉通りWebサイトやコンテンツなどが信頼されているか、信頼を得られる情報かということになります。

極端な例にはなりますが、
法律に関する情報を「法律業界を目指そうとしている見習い弁護士」と「第一線で活躍している現役の弁護士」が作成したとして、どちらの情報を信頼するでしょうか。多くの方が後者を選ばれると思います。これは単純に、「現役の弁護士の情報が正しいのではないか」「見習いが作成した内容には間違いがあるかもしれない」という気持ちからそのような判断をするのでしょう。

信頼性においても、掲載しているコンテンツが信頼に足るものであるという状態をGoogleに示すことができて、信頼性の獲得に繋がります。

SEOにおけるE-A-Tの重要性

Googleのユーザーファースト

Googleの考えは昔も今も変わらず、「ユーザーファースト」です。
つまり、Googleが上位表示させたいページは「ユーザーにとって有益なページ」になります。

ですがGoogleも神様ではありません。
どのページが有益か、自動で判断するのは極めて難しい課題です。

また、近年急速に改善が進んでいますが、少し前まではウェブ上の情報は信頼されているとは言い難い状況でした。
ユーザーファースト実現のため、Googleには検索結果の品質改善が必要不可欠だったのです。

検索結果品質の信頼性を得るために

一昔前までは、インターネット上に”コンテンツの内容が薄いサイト”や”虚偽の情報が掲載されているサイト”が無数にありました。
とにかく上位表示させることを最優先にしていて、品質は二の次といったサイトです。

当時のGoogleはコンテンツ評価の品質が低く、上記のようなページでも上位表示できてしまっていたのです。

結果、ユーザーが望まないコンテンツが多く上位表示されてしまい、検索結果の品質も信頼できるものではありませんでした。

E-A-Tという概念は、検索結果の信頼性を回復させるためにどうしても必要な要素だったわけです。

コンテンツ品質が起こすユーザーへの影響

過去、Web上に「不正確な医療情報記事がたくさん存在している」という問題が起こったことがあります。
医学的に根拠のないコンテンツが多数存在し、それが多くのユーザーの目に触れたのです。

この問題が発覚した後、Googleは検索の品質向上にむけたドキュメントを公開しています。
ウェブマスター向け公式ブログ:日本語検索の品質向上にむけて

上記のような経緯もあり、コンテンツの品質は近年急速に改善しています。
紹介している「E-A-T」や、医療・健康等、影響力が強いコンテンツの品質評価である「YMYL」など、数多くのアップデートが行われました。

上記のような指標は重要と判断され、近年のSEOにおいて無視できない要素となりました。

E-A-Tを考慮したSEO

E-A-Tを考慮したSEOを3つご紹介します。

①高品質コンテンツの作成

高品質コンテンツは、ユーザーの検索意図、ユーザーが求める情報を理解することが重要です。

ユーザーは疑問や課題、満たしたい要望・欲求があって検索を行います。
これらの疑問や要望を解決できるコンテンツは、「高品質コンテンツ」と言えます。

もちろんGoogleからの評価、上位表示にも貢献してくれるはずです。

②情報の充実度を高める

広く浅く情報を掲載すればいいというわけではなく、「詳しく掘り下げているかどうか」が重要になります。
ですが同時に、ユーザーが持つ様々なニーズを満たさないと上位表示は難しいのが現実です。

つまり、「広く深く」コンテンツを用意する必要があるわけですね。
簡単なことではありませんが、ユーザーに役立つサイト作りはコツコツとユーザーのことを考えて改善していく必要があるのです。

③わかりやすさ・利便性

一言でいえばUI・UXの観点ですね。
ユーザーの立場に立ってコンテンツを作成する必要があります。

E-A-Tの要素を意識するあまり専門用語を連呼してユーザーが置いてけぼり…
こんなサイトをユーザーは望んではいません。

Web上の情報は、基本的には不特定多数のユーザーが閲覧可能です。
専門的な内容であっても、誰が見てもわかりやすく、理解しやすく、使いやすい状態で提供する必要があります。

まとめ

E-A-T、この言葉だけ聞くと難しそうですよね。
でも実際意識するのは「ユーザーにとって価値のあるコンテンツで構成されているか」ということです。

アルゴリズム変動や評価基準の変更は、今後も起こります。
しかし、Googleの目指すものや方向性は変わらないので、それを理解してユーザーに価値あるコンテンツを提供していきましょう!