not provided:気になる原因と内訳の調べ方について教えます

Googleアナリティクスでサイト分析をするほとんどの方が、検索キーワード一覧に「(not provided)」、という文字を目にしたことがあるのではないでしょうか。直訳すると「提供されていない」という意味となります。

この表示は、「webサイトを訪問したユーザーの検索キーワードが、検索エンジンからGoogleアナリティクスに提供されなかった」ことをあらわしております。

この記事では、(not provided)が表示されてしまう理由と、どうすれば(not provided)の中身がわかるかについてご紹介していきます。

(not provided)と表示される理由

結論からお伝えすると、この表記はGoogleが推奨している「SSL化」が原因で起こっています。

例:

出典:Googleアナリティクス

「SSL」というのはデータ通信を暗号化する事によってwebサイトのセキュリティ強化を促す仕組みの事を意味し、Googleでは2013年の9月から、Yahoo!では2015年の8月から対応が進んでいます。

ブラウザ毎に少し表示の仕方は違いますが、基本的にSSL化をしているサイトには「鍵マーク」がURL表記部分に表示がされます。
反対にSSL化が未対応の場合鍵マークは表示されず、無表記か「iマーク」がURL表記部分に表示されます。

例えばGoogle Chromeで弊社のサイトを確認してみると、下記図のように鍵マークがついておりますので、SSL化をしているということが分かります。

次に、これは弊社のサイトではないですがSSL化をしていないと、このような表示になります。
赤文字下の文章も警告している内容に見てとれますので、今からサイトを使用するユーザーにとってはマイナスイメージになってしまうでしょう。

このSSL化によってよりプライバシー保護が重視されたため、SSLが適用された2015年以降はGoogleアナリティクスで確認できる自然検索キーワードのほとんどが暗号化され、(not provided)と表示される様になってしまいました。

(not provided)の中身を知る方法

Googleアナリティクスでは現在(2020年4月30日時点)もこの様な状況が続いているため、ユーザーがどのようなキーワードでサイトに流入したかを知るためには、Googleアナリティクスとは別のツールを用いて調べなければなりません。
いくつか方法があるので、下記に簡単にまとめました。

Googleサーチコンソールを使用する

Googleが提供するGoogleサーチコンソール内の「検索アナリティクス」ページを活用する事で、キーワードを確認する事ができます。
ただサーチコンソールでは、「Googleでユーザーが検索したキーワード」しか情報を得る事ができないので注意が必要です。

例:

出典:Google Search Console

Googleアナリティクスでキーワードを推測する

Googleアナリティクスでも、(not provided)で表示されているランディングページを基に、キーワードを推測する事ができます。

出典:Googleアナリティクス

方法としては、メニュー内「集客」➡「キャンペーン」➡「オーガニック検索キーワード」を表示します。
そして、「セカンダリディメンション」➡「ランディングページ」をクリックすると、各(not provided)のキーワードで、どのページが表示されたかを確認する事ができます。
この方法では流入キーワードの特定はできませんが、流入キーワードの傾向を知るには有効な方法です。

ツールを使って調べる方法

上記2つの方法は、Googleが提供しているサービスを利用する方法となりますが、他の企業が提供しているツールの中にも流入キーワードを調べるために利用できるものは沢山あります。
例えば、「ahrefs」という有料ツールでも確認する事ができます。

簡単にご紹介すると、被リンク・競合分析に長けているSEO分析ツールで、全世界約60万人のユーザーが利用しています。※2018年11月時点

当然、今回ご紹介しているwebサイトの自然流入キーワードも、画面左側メニュー内の「オーガニック検索」➡「オーガニックキーワード」から調べることができます。(下記画像参照)

例:

出典:SEOの被リンク分析・競合調査ツール | Ahrefs(エイチレフス)

他にも下記のようなツールで流入キーワードを調べることができます。

どのツールも、無料トライアルが設けられていますので、気になったツールがあればまずは始めてみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は簡単に(not provided)の意味、表示される原因、調べ方に着目して紹介をしました。

この表示は現在の仕様上仕方のないことかもしれませんが、日々Webサイトの運用をしている方にとっては、自社サイトへの流入キーワードは是非とも知りたい内容だと思います。

ご紹介した方法を活用していただき、今後の分析に役立ててみてはいかがでしょうか。

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