パーマリンクとは?意味と使い方を解説します!

パーマリンクの意味と使い方

登場人物

  • 解説猫(仮)
    解説猫(仮)
    自社サイトマーケティング担当
    SEO解説担当の猫さんです
    元SEOディレクターで、現在は自社マーケティングやってるみたいです

    ・趣味:昼寝
    ・どんな人でもわかる優しい説明をこころがけているが、そんなにうまくはない
    ・冷静な判断で仲間からの信頼も厚い(自称)
  • 竹内
    竹内
    SEOディレクター
    現役SEOディレクターのおじさんです
    顔は怖いけど美しく清らかな心の持ち主です

    ・顔は怖いが、丁寧な対応でクライアントからの信頼も厚い
    ・顔は怖いが、空気を読むスキルが高く冗談も通じる
    ・顔は怖いが、笑顔も結構怖い

皆さん、パーマリンクの設定はちゃんとしていますか?
WordPressを使っている方、聞いたことはあるけど放置していたりしませんか?
本日は、パーマリンクの基本情報やおすすめの設定方法について解説します。

解説猫(仮)
こんにちは、こんばんは、解説の猫(仮)と申します。
この記事では、パーマリンクを解説しています。
よろしくお願いしますね。
竹内
こんにちは!竹内と申します。
今回はパーマリンクを基本から説明します。
特にWordpressを触る方は、知っておくといいですよ!

パーマリンクとは?

パーマリンクは、URLの個別(ユニーク)の箇所を指します。
「各ページがユニークになるように設定された部分」とも言えますね。
パーマネントリンク(Permanent Link)の略で、ページが増えても変わることのないリンクであることから、固定リンクとも呼ばれます。

パーマリンクとは

パーマリンクを設定するタイミング

パーマリンクは、できる限り初期段階で設定を済ませてください
パーマリンクを後から変更することは、様々なリスクを伴います。
基本的には変更しないように、認識しておいてください。

パーマリンク変更のリスク

一度設定したパーマリンクは基本的には変更しない方が無難です。
理由は下記になります。

SNSでの「シェア」や「いいね!」がリセットされる

フェイスブックやツイッターといったSNSでは、シェアされた数や「いいね!」された数がカウントされます。
パーマリンクを変更するとこれらのカウントはリセットされます。
例えば、フェイスブックで1,000「いいね!」をもらっていたとしても、パーマリンクを変更することでカウントが0になります。

リンクによる評価を失う

検索エンジンがページを評価する指標の一つに「リンク」があります。
パーマリンクを変えると、(何もしなければ)これまで得ていたリンクの評価は失われます
パーマリンクの変更が必要な場合は、リダイレクト(転送)設定を行ってください。
リンクの評価を変更後のURLに引き継ぐことができます。

※リダイレクトの方法は下記の記事で紹介しています。

.htaccessを使ったリダイレクト方法
記事.htaccessのリダイレクト – 書き方・設置場所・設定方法を解説します

リダイレクト設定に工数がかかる

「リダイレクト設定」の作業は、意外と面倒で時間がかかります。

・転送前後のURLを用意
・.htaccessで記述を作成/サイト反映
・反映後、正しく反映されているか/不備がないかを確認

htaccess作成までは、知識がある人でしたらそう時間はかかりません。
ですが、確認には時間がかかります。

転送した結果、ページが表示されない、意図しないページが転送されてしまった、そういった事象が起こる可能性もあります。
パーマリンクの変更の際は、作業による影響範囲を理解し、確認作業を慎重に行うようにしてください。

解説猫(仮)
転送の設定は確認が大切です。
htaccessの記述内容を理解し、影響範囲を認識するようにしてください。
竹内
htaccessの影響範囲は、ファイルを設置したディレクトリ以下のページになりますからね。
予想外の転送が発生して、ページを閲覧できなくなることも…
解説猫(仮)
転送されてしまうと、検索エンジンもユーザーも見ることができません。
なので、確認作業は慎重に、時間をかけて行うことを勧めます。

WordPressでパーマリンクを設定する方法

パーマリンクの設定はWordpressの記事投稿で発生することが多い作業です。
ここから先は「Wordpressのパーマリンク設定方法」の紹介になります。

パーマリンクの設定手順

WordPressでパーマリンクを設定する手順を説明します。
あくまで「手順」であって、おすすめの設定ではないのでご注意ください。
※おすすめの設定は後述しています。

WordPress管理画面のパーマリンク設定を開く

WordPressにログインし、左サイドメニューの「①設定」→「②パーマリンク設定」の順でクリックします。

permalink設定手順①

URL生成ルールを決める

パーマリンクの設定画面に遷移したら、URL生成ルールを設定します。
設定は下記画像にある6種類から選択できます。

パーマリンク設定手順②

チェックを入れて生成ルールを選択します。
生成されるURLは、それぞれ下記になります。

●基本
…「/ユニークな記事番号(固有ID)」でURLが生成されます。
※「基本」を選択した場合のみURLがパラメータ(?=〇〇)で生成されます。

例:https://www.gc-seo.jp/?p=123

●日付と投稿名
…「/年/月/日/記事タイトル」でURLが生成されます。

例:https://www.gc-seo.jp/2019/11/25/美味しいご飯の炊き方

●月と投稿名
…「/年/月/記事タイトル」でURLが生成されます。

例:https://www.gc-seo.jp/2019/11/美味しいご飯の炊き方

●数字ベース
…「/archives/ユニークな記事番号(固有ID)」でURLが生成されます。

例:https://www.gc-seo.jp/archives/123

●投稿名
…「/記事タイトル」でURLが生成されます。

例:https://www.gc-seo.jp/美味しいご飯の炊き方

●カスタム構造
…「構造タグ」を使用して、URLの生成ルールを任意にカスタマイズできます。

設定は「カスタム構造」がおすすめです。
まずはカスタム構造ではどのような設定ができるのか、見ていきましょう。

パーマリンクの追加設定(カスタム構造を使用する準備)

カスタム構造でURL生成ルールをカスタマイズする

カスタム構造では下記のタグを使用可能です。

構造タグ 内容
%postname% 投稿記事のタイトル(例:美味しいご飯の炊き方)
%post_id% 投稿記事ごとの固有ID(例:123)
%category% 投稿記事のカテゴリー名(例:life)
%tag% 投稿記事のタグ(例:dinner)
%author% 投稿記事の著者(例:Neko)
%monthnum% 投稿を公開した「月」(例:01)
%day% 投稿を公開した「日」(例:31)
%hour% 投稿を公開した「時」(例:18)
%minute% 投稿を公開した「分」(例:30)
%second% 投稿を公開した「秒」(例:10)

上記から選択し、用途によって使い分けます。
ただし、上記の中でも使用を推奨できないものがありますので、後述の「おすすめのパーマリンク設定」を読んでから設定するようにしてください。

また、これらのタグを使用する際にやってほしい設定がありますので、先に解説します。

カスタム構造で日本語URLを半角英数に変更する

URLは基本的には半角英数で設定することが望ましいとされています。
ですが、説明したパーマリンク設定では、日本語が含まれてしまう項目があります。
設定いただきたいのは、下記3項目です。

記事タイトル(%postname%)
カテゴリー(%category%)
タグ(%tag%)

それぞれの設定方法を紹介します。

●記事タイトル
「記事ごとの編集画面」(編集や投稿を行う画面)から設定します。

記事タイトルのURL設定(英数字化)

●カテゴリー
左メニューの「投稿」内にある「カテゴリー」から編集を行います。
上の枠で「カテゴリー名」を、下の枠(スラッグ)でURLで使用する文字列を設定できます。

カテゴリーのUEL設定(英数字化)

●タグ
左メニューの「投稿」内にある「タグ」から編集を行います。
上の枠で「タグ名」を、下の枠(スラッグ)でURLで使用する文字列を設定できます。

タグのURL設定(英数字化)

設定手順の説明は以上になります!
実際に管理画面を触りながらどのように反映されるのか、見てみるといいですね。

竹内
質問です。
1記事にカテゴリーやタグを複数設定したらどうなるんですか?
例えば10個設定したら、タグ10連発のURLになるんですか?
解説猫(仮)
ならない。
1つの記事に設定されたカテゴリやタグが採用されます
基準は「カテゴリーやタグに設定されているIDが一番低いもの」になります。
竹内
ほうほう…
でもそれって自由に設定できませんよね。
猫さん的にはどうするのがおすすめですか?
解説猫(仮)
・カテゴリを1つに絞る ・タグは記事ページのURLには使用しない
一応複数設定した場合、優先度を指定できるプラグインもあります。 「Slightly troublesome permalink」とかですね。
竹内
承知しました!ありがとうございます!
次は「おすすめの設定方法」でしたね、解説に進みましょう!

おすすめのパーマリンク設定

パーマリンクを設定する時に意識するのは、下記の2点です。
紹介する項目を意識したURL例と、おすすめする理由について解説します。

1:短く・シンプルに
2:URLを見ただけで、どのようなページかがわかる

WordPressのパーマリンクおすすめ設定

この記事ではおすすめとして、2つのケースを紹介します。

個別でURLを生成可能なケース

  • 選択する種類:カスタム構造
  • 設定する記述:/%category%/%postname%

「%postname%」の部分は記事投稿の際、任意のURL(半角英数)で設定しなおします。
設定したURLは下記のようになります。

▽「SEO」の「パーマリンク」のページ

http://www.〇〇.info/seo/permalink

個別での設定が難しいケース

  • 選択する種類:カスタム構造
  • 設定する記述:/%category%/%post_id%

▽「SEO」の「パーマリンク」のページ

http://www.〇〇.info/seo/4649

1つ目の設定は多少設定に手間がかかりますが、「SEOのパーマリンクのページであること」が一目でわかりますね。
2つ目の設定はカテゴリまではわかりますが、何のページかまではわかりません。
生成されるページ数が膨大など、個別設定が難しいケースでは、おすすめの設定です。

GoogleもURLの設定に関しては以下の情報を発信しています。

サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解できる方法で(可能な場合は ID ではなく意味のある単語を使用して)URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。たとえば、航空機(aviation)に関する情報を探している場合、http://en.wikipedia.org/wiki/Aviation のような URL であれば、見ただけで必要な情報であるかどうかを判断できます。

http://www.example.com/index.php?id_sezione=360&sid=3a5ebc944f41daa6f849f730f1 のような URL 自体は、ユーザーの関心を引くことはほとんどありません。

Search Consoleヘルプ:シンプルな URL 構造を維持する

設定で得られるメリット(おすすめする理由)

上記設定をおすすめする理由を説明します。
「短く、シンプル」かつ「わかりやすい」URLを設定すると、下記のようなメリットがあります。

ページの内容がわかりやすい
シェア・共有されやすい
管理や解析が楽

LINEやTwitterといったSNSでURLを共有する時、URLが長すぎて困ったことはありませんか?
GoogleAnalyticsで解析する時に、URLからページの内容がわからなくて、解析しにくかったことはありませんか?
短くて、わかりやすいURLにしておけば、そういうストレスを発生させないで済みますね。

避けるべきパーマリンクの設定

投稿日時を使った設定

前述の通り、Wordpressでは、下記のように投稿日時をパーマリンクに設定することができます。

構造タグ 設定される内容
%year% 投稿を公開した「年」(例:2019)
%monthnum% 投稿を公開した「月」(例:11)
%day% 投稿を公開した「日」(例:31)
%hour% 投稿を公開した「時」(例:18)
%minute% 投稿を公開した「分」(例:30)
%second% 投稿を公開した「秒」(例:10)

しかし、Webページは情報が古くなればリライト・リニューアルして最新の状態に更新することがあります。
その際、「投稿日」を「更新日」に変更したら、URLのパーマリンク部分が変わってしまいます

変更によるSNSのシェアやリンク評価に関するリスクは前述したとおりです。
変更の可能性がある設定は使用しないでください。

日本語での設定

日本語で生成されるパーマリンクは、半角小文字の英数字に変更してください。
設定方法はこちらで解説しています。

変更前:https://www.gc-seo.jp/美味しいご飯の炊き方
変更後:https://www.gc-seo.jp/meshi-takikata

一見、日本語URLはわかりやすいように感じますが、デメリットがあります。
日本語のURLはエンコードされていて、アドレスバーや使用するサービス次第では凄く長いURLになります。
※エンコードはコンピュータ用の文字変換、と認識していただければ大丈夫です!

一例ですが「美味しいご飯の炊き方」をエンコードした結果は下記になります。

%E7%BE%8E%E5%91%B3%E3%81%97%E3%81%84%E3%81%94%E9%A3%AF%E3%81%AE%E7%82%8A%E3%81%8D%E6%96%B9

おわかりいただけたでしょうか…
「わかりやすくてシンプルなURL」からは程遠いですね。
シェアや解析にも向いていなさそうです。

以上のことから、日本語でのパーマリンク設定は、おすすめできません。

デフォルトの設定

デフォルトの設定では、下記のようにURLが生成されます。

https://www.〇〇/?p=記事番号(固有ID)

短くまとまってはいますが、URLからページの内容が伝わりません。
また、ブログの引っ越しでCMSが変わるときなどに、使用できない可能性があります。
使用できないと、URL変更が必要になってしまいます。

竹内
僕も経験ありますね!
Twitterでシェアしようとしたら文字数制限でできなかったやつ!
解説猫(仮)
LINEやFacebookでも長くなるのは嫌ですね。
エンコード例からもわかる通り、見た目も怪しげでクリックを躊躇ってしまいます…
竹内
「一見わかりやすい」という曖昧なメリットに対して、デメリットが明確に思えます。
URL設定は、素直に半角英数が良さそうですね!

SEOに与える影響について

パーマリンクは、検索順位に影響はありません
リンクをシェアできず外部リンク獲得の機会損失が発生するなど、設定によりマイナスが発生する可能性はゼロではありません。
ですが、基本的には意識しなくて大丈夫です。

まとめ

今回はパーマリンクについてご紹介しました。
ポイントは3つです。

①最初に設定して、変更しない
②日本語は使わない
③シンプルかつ誰にでも理解できるようにする

パーマリンクは、リスクを理解した上で設定を行いましょう。
注意事項を意識して設定すれば、SEOにおけるリスク回避や管理・運用を楽にしてくれます。
是非この記事を参考に、設定してみてくださいね。