知らなきゃまずい文章校正のコツ11選!ツールもご紹介!

ブログやWebサイトのコンテンツを制作する時に、ライティングした後の文章の校正作業は必須です。
校正作業をしないままサイトに掲載してしまうと、読み手からは読みにくい文章と判断されてしまい、最後まで読まれず離脱につながる可能性があります。
誤字脱字が多い文章だとしたら、たとえ文章の内容は良いものでも信頼を失ってしまいます。せっかく読んでくれた人もがっかりしてしまい、再度サイトを訪れてくれることはなくなるかもしれません。
そのようなことが起こらないようにするためにも、ライティングした後に文章の校正作業をしっかりと行いましょう。

しかし文章校正は細かくて面倒だと思われたり、どこを重点的にみたら良いか分からず、苦手な方も多いのではないでしょうか。
ここでは文章校正のコツや見るべきポイントをまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

文章校正とは?

ではそもそも文章の校正とは何でしょうか?
文章における「校正」とは「誤字・脱字や文法などの誤りを正すこと」です。
似た言葉で「校閲」や「推敲」がありますので意味をまとめてみましょう。

  • 校正…誤字・脱字や送り仮名、文法などの誤りを正すこと
  • 校閲…表記ゆれ、事実関係の誤り、不適切表現を正したり、文脈や内容に矛盾がないかを確認すること
  • 推敲…読みやすく洗練されたものにするため、文章を十分に吟味して練りなおすこと

文章の校正作業というと、「校正」「校閲」をまとめて指すことが多くあります。
これに「推敲」を入れるかどうかは、業界や慣習など場合によります。
文章校正の作業をしっかりやると、より質が高く読みやすい文章になることは間違いありません。コンテンツの質を向上させるだけではなく、サイトの信頼度も担保することができるようになります。

文章校正のコツ 11選

時間間隔をあけて再度読む

書いた直後にチェックしてしまうと、脳が思い込んでしまっているため、間違いを見つけにくくなります。急いでいるときでも、一旦時間をあけるのがおすすめです。なにか違う作業をしたり、リフレッシュのためにその場を離れたりして、思考の切り替えをしてから再度文章を一から読んでみると良いでしょう。

誤字脱字は必ずある前提で読む

どんな文章にも誤字脱字や変換ミスは必ずあるものです。常に疑いの目で文章をチェックしましょう。
チェック作業にあまりにも時間をかけすぎるのも良くありませんが、誤字脱字は必ずあるもの!という前提で文章を良く見直してみましょう。

数字や固有名詞は特に気を付ける

文章中のデータの数字や固有名詞は、間違えると一発アウトと肝に銘じて、特に気を付けてチェックするようにしましょう。日付や単位の間違いなどにも注意が必要です。信頼度がゼロになってしまうばかりか、大きな問題に発展することもあります。細心の注意を払って、必ず間違いがないようにしましょう。

表記のばらつきは統一する

文章内で同じ意味を表す語句を、漢字で書くかひらがなで書くか、ひらがなで書くかカタカナで書くかにばらつきがあることことは良くあります。これが「表記ゆれ」です。
また「表記ゆれ」は外来語や漢字の送り仮名にも良くみられます。
表記ゆれをなくし文章内で表記を統一するようにしましょう。

よくある表記ゆれの一例をあげてみます。

  • ウェブ / WEB / Web / web
  • オススメ/ お勧め/ お薦め
  • 東京オリンピック / 東京五輪
  • 打ち合わせ / 打ち合せ/ 打合せ
  • 税込み / 税込
  • 行なう / 行う

慣用句の使い方や言い回しを疑う

慣用句や言い回しを間違えて使っている人はとても多いです。
文章内で誤りがあってもそこまで大きな問題ではありませんが、正しく知っている人が見ると知識レベルを疑われてしまいますので、正しく使うようにしましょう。(恥ずかしいですもんね・・・)

よく間違われている慣用句の一例です。

  1. ×押しも押されぬ → 〇押しも押されもせぬ
  2. ×情報漏えいを守る → 〇情報漏えいを防ぐ
  3. ×思いもつかない → 〇思いもよらない
  4. ×脚光を集める → 〇脚光を浴びる
  5. ×采配を振るう → 〇采配を振る
  6. ×頭をかしげる → 〇首をかしげる

同音異義語や似た熟語に注意

誤変換でも起きやすいところですが、語句の意味や認識が間違えて理解していることも多いため、本当に意味が合っているかを調べて確認しましょう。
同音異義語の一例です。

  • イガイ(以外、意外)
  • カテイ(過程、課程)
  • イドウ(移動、異動、異同)
  • フシン(不振、不審、不信)
  • サイカイ(再開、再会)
  • カンシン(関心、感心、歓心)
  • ホショウ(補償、保証、保障)

句読点が適切に使われているか

句読点の場所によって、文章の読みやすさや洗練度は変わってきます。
句点が「。」、読点が「、」です。
コンテンツにおいて読みやすい文章の基本ルールは、句点までが50文字程度。
1文中の読点は平均1.5個なので、1~2個くらいが適切といえます。
並列の場合や並ぶと読みにくい単語が連続する場合は、単語の間にも読点を打ちます。
また、読点を打つ位置をまちがえると、誤った解釈の文章になってしまうこともあるので注意が必要です。

文末の表現を全体で揃える

文末の表現にもばらつきがある場合が良くあります。
「~だ・~である」や「~です・~ます」などが混在していないか、全体を通してチェックして揃えるようにましょう。

タイトルや見出しも忘れずに

文章を入念にチェックしていると、タイトルや見出しになっている部分を見落としているケースがたまにあります。ブラウザでみた場合は文章よりも大きな文字や太字で表示されたり装飾がはいり目立つため、誤字脱字は避けたいですよね。
文章だけではなく、タイトルや見出しも忘れずにチェックするようにしましょう。

プリントアウトして読んでみる

パソコンで打った文章を紙にプリントアウトして見直すと、第3者目線になることができ、違和感のある文章に気が付いたり、文章としておかしな部分に気が付くことができます。紙に起こしても読みやすい文章は良い文章と言えますので、ぜひ試してみてください。

他者にチェックを依頼する

文章を書いた本人が校正をすると思い込みや先入観もあり、つい正しいものとして読んでしまうので間違いに気が付きにくいものです。第3者の目でチェックすることで、見落としていた誤りに気付くことが少なくありません。他者に読んでもらい、ダブルチェックができると良いでしょう。

無料で使える!文章校正ツール 4選

気軽に使えて最低限の文章校正が可能な、おすすめの無料のツールをご紹介します。

日本語校正サポート

サイト上部に広告は表示されますが、すっきりしたインターフェイスで使いやすいツールです。
サイトを開いて、枠内に文章を貼り付け、ボタンを押すだけでチェックできます。
チェック項目の設定などをカスタマイズできますが、細かくチェックしたい方は、設定をそのままにしたほうが良いでしょう。
文章中の指摘箇所のハイライト表示と、指摘内容の表が縦に別々に表示されるため、同時に確認するのが少々面倒です。
Yahoo!デベロッパーネットワークの、テキスト解析校正支援APIを使用しています。

テキスト処理ツール

リンク: 文章校正ツール

このツールも、サイト上に文章を貼り付け、ボタンを押すだけでチェックできます。
問題点の概要が一覧で表示され、その下に全文と指摘箇所の赤文字表示、指摘内容が一緒に表示されます。少々雑多な印象を受けますが、同時に確認するには良いでしょう。
Yahoo!デベロッパーネットワークの、テキスト解析校正支援APIを使用しています。

Enno

リンク: Enno

このツールも、サイト上に文章を貼り付け、ボタンを押すだけでチェックできます。
文章中の指摘箇所のハイライト表示と、指摘内容の表が縦に別々に表示されます。あからさまなエラーを抽出しますが、チェック項目は絞られています。余計な指摘は少ない分、精度に満足出来ない場合もあるかもしれません。

Tomarigi

リンク: Tomarigi

https://www.pawel.jp/download/tomarigi/
このツールは青山学院大学のプロジェクトメンバーによって、2008年度文部科学省大学教育改革支援事業:質の高い大学教育推進プログラムの中で開発されました。
サイト上に文章を入力する形式のツールではなく、PCにダウンロードして使用します。

有料の文章校正ツール 2選

より高機能で広範囲の機能がある、おすすめの有料のツールをご紹介します。

文賢

リンク: 文賢

Webメディアの運用で有名な株式会社ウェブライダーが運営しているツールです。
初期費用10,800円(税抜)、月額費用1,980円(税抜)です。
トライアル期間やお試し版は今のところありません。
口コミは様々ですが、大手企業も導入している実績があるほどです。

Just Right!

リンク: Just Right!

文書作成ソフト「一太郎」の販売やタブレット学習「スマイルゼミ」などを展開する株式会社ジャストシステムが開発したツールです。
価格は、現在の「Just Right!6 Pro」で46,530円(税込)とかなりお高めです。
ホームページから体験版をダウンロードすることができます。

まとめ

SEO対策としてコンテンツ制作に力を入れる傾向にある中で、文章校正は避けて通れないものです。文章校正のコツを掴み、ツールの力も借りながら、より良いコンテンツ作りを目指しましょう。